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新版で搭載した連綿体
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あて名印刷面への文章入力が可能に
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提携の理由を語る富士ソフトの吉田専務
提携の理由を語る富士ソフトの吉田専務
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ジャングルの高田社長が販売戦略を説明
ジャングルの高田社長が販売戦略を説明
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 ジャングルは2007年9月3日、富士ソフトが開発するはがき作成ソフトの新版「筆ぐるめ Ver.15」を、2007年9月14日に発売すると発表した。筆ぐるめはこれまで富士ソフトが販売してきたが、店頭でのパッケージ販売強化を目的にジャングルと提携。開発および製品購入前後の問い合わせを富士ソフト、広報宣伝および販売をジャングルが担当する。

 筆ぐるめ Ver.15は、連綿体フォントを新規搭載。あて名を記載するはがきの表面に文章入力したり、あて名は手書きにしたい人のために差出人のみ印刷したりといった機能も用意した。また、イラストとレイアウトをまとめた冊子も新たに添付した。それぞれに付けられた番号を基に、目的の画像を検索することもできる。価格は4980円(アップグレード・乗り換え版は3380円)。

 筆ぐるめは現在、年間約400万台のパソコンにバンドルされている。バンドルではトップのシェアを持つという。だが「バンドルの上にあぐらをかいて、店頭販売の方は力が入っていなかった」(富士ソフトの吉田實専務)。富士ソフトは企業向けのソフトウエア・システム開発を主軸にしているため「コンシューマー向けの商品に対して、きめ細かな販売サポートを継続するのは難しい。コンシューマー向け分野で造詣が深く、かゆいところに手が届くジャングルと提携することにした」(吉田氏)と説明した。さらに「はがきスタジオ」を投入してきたマイクロソフトが撤退するなど、はがき作成ソフト市場の変化も提携の理由としている。

 ジャングルの高田晃子社長は、他社ソフトに比べて2万字ほど多い姓名用漢字を備えていることを挙げ「筆ぐるめなら“正しい年賀状が出せる”」とアピール。加えて操作の分かりやすさや、バンドル本数が多いためユーザーにソフトを認知してもらう機会が多いことを強みとして強調した。

 ただ、携帯電話の普及などの影響を受け、はがき作成ソフト市場はやや縮小傾向にある。高田氏は、PIM(個人情報管理ソフト)としての利用法を訴求することで適用範囲の拡大を目指すという。ジャングルの携帯電話向けデータ管理ソフトなどとの連携も予定している。また、デジタルカメラや携帯電話の画像活用などのシナリオを充実させ、現状は40~50歳代であるメインのユーザー層を、20~30歳代に広げたいと話した。

 Ver.15の販売目標は、前年比150%となる20万本。その次バージョンでは、25万本を目指す。「3年後には3割以上のシェアを取りたい。そして3~4年後に、はがき作成ソフトでシェアNo.1を目指す」(高田氏)。