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ワンクリック詐欺(ワンクリック不正請求)の相談件数の推移(IPAの発表資料から引用)
ワンクリック詐欺(ワンクリック不正請求)の相談件数の推移(IPAの発表資料から引用)
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 セキュリティに関する届け出や相談を受け付けている情報処理推進機構(IPA)は2007年9月4日、2007年8月の届け出・相談状況を公表した。それによると、いわゆる「ワンクリック詐欺(ワンクリック不正請求)」に関する相談が過去最多の330件に達したという。

 ワンクリック詐欺とは、インターネットを悪用するオンライン詐欺の一種。Webサイトに置かれた画像やアイコン、リンクなどをクリックしただけで有料サイトに登録したとみなし、払う必要のない料金を請求する。

 中には、ウイルスを動画ファイルなどに見せかけてインストールさせようとするサイトもある。こういったウイルスをインストールしてしまうと、メールアドレスなどを盗まれるとともに、料金請求の画面がパソコン上に絶えず表示されるようになる。

 IPAには、「料金を支払う必要があるのか」「料金請求の画面が消えない」といった相談が、2005年10月以降、毎月100件以上寄せられている。2006年5月以降はほぼ毎月200件を超え、6月には316件の過去最多タイを記録。7月には、それを上回る330件の相談が寄せられた(図)。このためIPAでは、料金を支払ったり、相手に連絡したりしないよう改めて注意を呼びかけている。

 そのほかIPAでは、ウイルスが置かれたWebサイトに誘導する迷惑メールが多数出回っているとして注意を呼びかけている。メールに書かれたリンクをクリックするとウイルスサイトに誘導され、ウイルスをインストールするよう促される。だまされてインストールすると、パソコンを乗っ取られるなどの被害に遭う。

 IPAでは、迷惑メールまたは迷惑メールと思われる怪しいメールを受け取ったら、中身を読まずにすぐ捨てる(削除する)よう呼びかけている。