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 米Dellは米国時間9月10日,iSCSI対応の中小企業(SMB)向けストレージ・アレイ「MD3000i」を発表した。iSCSIプロトコルに対応するため,既存のEthernetネットワークに接続でき,低コストでSAN(Storage Area Network)の構築が可能になるという。ストレージを導入するために特別な機器を用意する必要が無く,共有ストレージを物理マシンに接続するのと同じくらい容易に仮想マシンに接続できるようになるとしている。

 調査によれば,SANのような高度なストレージ技術を導入している企業の割合は,小規模企業で20%未満,中規模企業で3分の1未満だった。小規模企業の41%は,今後12カ月間の最優先事項として,ストレージ容量の拡大を挙げているが,Fibre Channel対応のSANは高価で複雑過ぎると考えられていることが明らかになった。

 DellのDell Storage部門担当副社長兼ジェネラル・マネージャのDarren Thomas氏は,「MD3000iは,数年前まではこの5~10倍以上の価格のシステムにしか搭載されなかった機能を提供している。複雑さがSMB企業にとって悩みの種だったが,iSCSIによってこれが解消された」とコメントしている。

 MD3000iは,SAS(Serial Attached SCSI)またはSATA(Serial ATA)対応ハード・ディスクを搭載可能。最大16台のホスト・サーバーに接続可能で,最大18Tバイトの記録容量を実現できる。OSはWindowsとLinuxに対応し,シングル・コントローラとデュアル・コントローラの2モデルを用意。コントローラあたり1GビットEthernetホスト・ポートを2基搭載する。

 MD3000iは,ソフトウエア・ライセンスを増やすことなく拡張できる。最大16ホストに対応し,スナップ・ショットやボリューム・コピー・ソフトウエアなどを加えた構成で,価格は1万ドル以下から。同じような構成の競合製品よりも約40%安く設定されているという。

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