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 サイボウズは9月11日、2008年1月期の中間決算を発表した。連結売上高は前年同期比27.2%増の58億4700万円で、営業利益は同29.2%増の4億5100万円。投資有価証券の評価損など計4億4000万円を計上したため、純利益は当初予想から80.8%減の2500万円(前年同期比54.9%減)となった。

 売り上げ増には、パートナー企業を経由して販売している中堅・大企業向けのグループウエア「ガルーン」シリーズのライセンス販売が、新規・継続ともに堅調だったことが貢献した。一方、連結子会社の一部が赤字を計上するなど、グループ会社の業績は予想を下回った。通期の連結業績予想は、売上高が120億円、経常利益が8億円で当初予想から変わりない。

 青野社長は「前期まではM&A(企業の合併・買収)を中心に事業を拡大してきたが、今期はいったんストップする」と説明。当面は個別事業の収益力の向上と、グループ企業間のシナジーを醸成することに力を入れる方針だ。中長期的な戦略としては、「中核製品であるグループウエアのシェアを高めていくために、関連ソフトやソリューションなどで付加価値を生み、競争力を高めていく」(青野社長)との考えを示した。