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ソニーグローバルソリューションズ ソリューションアーキテクチャ部門テクニカルマネジメント部 統括課長 安田博之氏
ソニーグローバルソリューションズ ソリューションアーキテクチャ部門テクニカルマネジメント部 統括課長 安田博之氏
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 「IAサーバとMySQL,JBoss,Linuxのオープンソース・ソフトウエアで,費用は運用コストを含め30%圧縮できた」---ソニーグローバルソリューションズ ソリューションアーキテクチャ部門テクニカルマネジメント部 統括課長 安田博之氏は9月11日,MySQL Users Conference Japan 2007の講演でこう語った。

 ソニーグローバルソリューションズはソニーグループのシステムを開発,運用している。同社では2003年秋,安価なプラットフォームの検討を開始した。それまでも標準プラットフォームを制定していたが「高機能,高信頼,高パフォーマンスだが,高コスト」であったためだ。

 問題はパフォーマンスが確保できるかどうか。2004年8月から9月にかけ,IAサーバー上にMySQL,JBoss,Linuxに搭載したシステムで,社内標準サンプル・アプリケーションによるベンチマークを行った。検証は日本HPのテスト・センターで行った。

 検証の結果,60トランザクション毎秒,平均レスポンスタイム1.5秒,同時接続ユーザー100人という条件でパフォーマンスが確保できることがわかった。IAサーバーとオープンソース・ソフトウエア採用により,費用は当時で運用コストを含め30%安価だった。

 現在の課題として浮上しているのがJSOX対応である。「MySQLは監査ログがOracleに比べ弱い。誰がデータベースを閲覧したかまでを記録しようとすると,MySQLの場合は,一般ログをとるしかないが,それではパフォーマンスが落ちてしまい実システムには適用できない。このような監査ログが必要なシステムでは,MySQLの採用をあきらめるか,自社でMySQLを改造するしかない」(安田氏)。