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 NECは9月14日、セキュリティソフト「InfoCage」シリーズを核とした企業向けソリューションの強化策を発表した。製品ラインアップの拡充に加え、セキュリティベンダーとの協業により脆弱性診断やコンサルティングなどのサービスを追加した。

 岡田高行執行役員は「個別の対策に追われてきた企業のセキュリティシステムは、管理コストの増大や利便性の阻害、新たな脅威への対応力の低下など切実な問題を抱えている。そこでコンサルティングを起点にした包括的なソリューションを用意することで、業務システムからオフィス環境まで一貫したセキュリティ対策をとれるよう支援する」と狙いを語った。

 今回NECが打ち出した施策は(1)InfoCageシリーズのラインアップ強化、(2)コンサルティング分野でのシマンテックとの協業、(3)ITベンダーやSIerとのパートナー協業強化----の3つ。

 InfoCageのラインアップ強化では、新製品として「InfoCage セキュリティリスク管理」の販売を9月28日から開始する。クライアント分野、サーバー分野、ネットワーク分野のそれぞれで提供している既存のセキュリティ製品群を、統合管理するためのツールである。また、ID管理ソフト「WebSAM SECUREMASTER」を10月15日から提供する。

 シマンテックとの協業では、シマンテックが抱えるセキュリティコンサルタントと連携して、企業のセキュリティポリシーの策定支援、ネットワークや情報システムの脆弱性診断などのサービスを提供する。併せてシマンテックと協力しながら、NECグループ内でもコンサルティング要員を養成していく。

 パートナー協業強化では、製品間連携を高めるためのプログラム「InfoCage WORKS」に、ジュニパーネットワークス、富士ゼロックス、マイクロソフトが参加した。これまではアラクサラ、インターネットセキュリティシステムズ、クリアスウィフト、コクヨS&T、シスコ、トレンドマイクロの6社だった。

 さらに中堅・中小企業市場の開拓に向けて、販売店やSIer向けのパートナープログラム「InfoCage WORKS for Solutions」を新設。InfoCageシリーズをパートナー独自のソリューションに組み込んで、自社ブランドで販売してもらうよう働きかける方針である。