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 神戸新聞社はシステム障害によって、発動していた新聞制作の緊急時体制を解除した。9月22日早朝に発生した障害によって、9月22日夕刊と23日朝刊の制作を京都新聞社に依頼していたが、24日朝刊から通常通りの制作体制に戻した(関連記事)

 障害が発生したのは紙面をレイアウトする「組版システム」。22日朝に、同システムのデータベース(DB)・サーバーにアクセスできなくなった。システム本体はメインとバックアップを用意していたものの、DBを冗長化していなかったため全体が利用できなくなった。

 神戸新聞はシステムを共同開発したNECと対策を協議。最終的にはDBサーバーの状態をバックアップ・データを使って障害発生の1日前に戻すことで、23日未明にシステムを立ち上げることができた。その後、差分のデータを入力して、最新の状態まで復帰させている。ただし、25日午前の時点でなぜデータベース・サーバーに障害が発生したのか、原因は究明できていない。

 今回の障害について神戸新聞は「皆さまから多くのおしかりをいただき、本紙も事態を重く受け止めている。障害の原因をしっかりと検証し、再発防止に万全の対策を講じていきたい」としている。