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写真●住友電工の「ACLC」シリーズ
写真●住友電工の「ACLC」シリーズ
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 住友電気工業は9月25日,アンテナ配線などの同軸ケーブルでLANを構築できる企業向けモデム「ACLC」シリーズを発表した(写真)。同社の高速電力線通信(PLC)モデムの技術を流用したもので,医療機関などPLCが適さない施設での導入を見込む。親機/子機兼用の「CTE1510」を同日,集中制御用の親機「CAU2510」を2007年11月末に発売する。

 両製品は,同社のPLCモデム(関連記事)の伝送媒体を電力線から同軸ケーブルに置き換えて再設計したもの。物理速度200Mビット/秒,大規模LAN向けにVLANやQoS機能,CAU2510使用時の最大接続台数が約1000台といった基本仕様はPLCと同じだが,信号出力に規制のあるPLCより信号強度を上げることで実効速度を改善した。UDP通信時の実効速度は最大100Mビット/秒と,PLCモデムの同80Mビット/秒より高速である。

 電力線を使わないことで,集中制御用親機の小型化も実現した。外形寸法は,PLC親機「PAU2210」の幅285×奥行き80×高さ350mm(重量6kg)に対して,幅160×奥行き130×高さ40mm(同1kg)に抑えた。

 価格はオープンだが,実売価格はCAU2510が9万円前後,CTE1510が2万5000円前後になる見込み。

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