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写真1 Fedora 7のデスクトップ画面
写真1 Fedora 7のデスクトップ画面
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写真2 Jigdoの操作画面
写真2 Jigdoの操作画面
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 Linuxディストリビューション「Fedora」の品質改善のために設けられたコミュニティ「The Fedora Unity Project」は2007年9月28日(米国時間),Fedora 7(写真1)の最新版に相当する「Fedora 7 Re-Spin 20070912」を公開した。

 最新版「Fedora 7 Re-Spin 20070912」は,Fedora 7が初公開された(関連記事)2007年5月末から同9月12日時点までに開発・公開されたアップデート・パッケージを適用したもの。今回公開されたFedora 7の最新版を使ってインストールすれば,インストール直後のアップデート作業を大幅に軽減できる。

 例えば,最新版を使わずに,Fedora 7を標準構成でインストールした場合,新たに適用しなければならないダウンロード・ファイルは700Mバイトに達するという。最新版「Fedora 7 Re-Spin 20070912」にはこれらのファイルがあらかじめ適用されている。

「BitTorrent」の代わりに「Jigdo」を利用して配布

 The Fedora Unity Projectは,最新のアップデート・パッケージを適用したISOイメージを1カ月に1回程度の頻度で公開するとしていた。しかしながら,実際の更新頻度は最短でも2カ月に1回程度であり,Fedora 7においては,今回が初めての公開となった。

 今回公開された最新版「Fedora 7 Re-Spin 20070912」の対応プラットホームは,i386とx86_64。それぞれのDVD-ROM用ISOイメージ1枚とそれぞれのCD-ROM用ISOイメージ5枚組みなどを,データを高速にダウンロードできる仕組みに対応したツール「Jigdo」経由(写真2)で公開している。

 従来は,ユーザーが利用するダウンロード用のツールとしてファイル共有の仕組み「BitTorrent」を採用していた。しかし,Jigdoの方が広い帯域を確保でき,ダウンロードに要する時間が短くて済むため,今回から変更したという。なお,JigdoはFedora Core 6以降には標準で組み込まれている。