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写真●サン・マイクロシステムズ プロダクト・ストラテジック・マーケティング本部の的場謙一郎専任部長
写真●サン・マイクロシステムズ プロダクト・ストラテジック・マーケティング本部の的場謙一郎専任部長
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 「電力削減や環境対策で,企業の生産性が下がってはいけない」――。サン・マイクロシステムズ プロダクト・ストラテジック・マーケティング本部の的場謙一郎専任部長は,企業の経済活動とグリーンITの両立の重要性を強調する(写真)。「対策の結果,システムの使い勝手が悪くなったり,コストがかかってしまわないように注意が必要だ」(的場氏)。

 的場氏はまず,実際にサン自身が英国とオランダにあった2カ所のデータセンターを,オランダに集約した取り組みを紹介。「22台あったサーバーを,4台の新型サーバーに置き換えた。スペースも80%削減。電力や冷却コストに関するコストは約半分にあたる,年間約11万8000ドル削減できた」(的場氏)という。

 また,電力会社からは,エネルギー効率の良いデータセンターを構築したとして表彰されたほか,100万ドル近いリベートを受けたという。「海外の電力会社は,電力効率がよい企業向けに料金を割り引くなどのインセンティブを提供する企業が多い」(的場氏)。

 取り組みの中で効果があったものとして,モジュール単位でサーバーを管理する仕組みを採用したことをあげる。「サーバーを格納するラックの後ろに排熱装置をつけるなど,ラック単位で冷却する方式を採った。つまり,部屋全体を冷やすことはしなかった」(的場氏)。

 また,「サーバーを統合して台数を減らすことが省電力化につながるなら,クライアントPCに関しても同様であるはずだ」と指摘。サンが提供するシンクライアント「Sun Ray」の利点を強調する。サンの日本法人では社員1000人ほどがSun Rayを利用している。実際にアプリケーションを動かすサーバーは10台強で済む。「Sun Rayは4ワットしか電力を使わない。計算上の導入コストが通常のクライアントPCを使う場合とほぼ変わらないのに,電力コストや運用コストでは,大きなメリットがある。今後は電力や運用のコストを含めたトータルな見方が必要になるだろう」(的場氏)。