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 米マカフィーは2007年10月4日(米国時間)、同社などによる調査結果を引用し、自分のパソコンのウイルス対策を再確認するよう呼びかけた。調査に協力したユーザーの92%が「最新の状態のウイルス対策ソフトを利用している」と回答したものの、実際には、全回答者の49%のパソコンには問題があったという。

 引用した調査は、マカフィーと非営利団体の全米サイバーセキュリティ連盟(NCSA:National Cyber Security Alliance)が、米国のパソコンユーザーを対象に2007年8月から9月に実施したもの。回答者数は378。

 まずは回答者に電話でインタビューし、パソコンの利用状況やセキュリティ対策の実施状況などを尋ねた。その後、リモートから回答者のパソコンをスキャンして実態を調査。これらにより、ユーザーのセキュリティ意識や、認識と実態のギャップを調べた。

 調査によると、事前のインタビューでは92%のユーザーが、ウイルス対策ソフトを最新の状態にして利用していると答えた。しかしながら、リモートからスキャンしたところ、調査に協力したユーザーの49%のパソコンは、最新の状態の対策ソフトでは守られていないことが分かった。具体的には、これらのパソコンには対策ソフトがインストールされていないか、インストールされていても古いウイルス定義ファイルが使われていたという。

 同様の調査は、2004年と2005年にも実施している。「最新の状態の対策ソフトを利用している」と答えたユーザーと、実際には最新の状態の対策ソフトを利用していないユーザーの割合は、2004年は前者が71%で後者が67%、2005年は前者が68%で後者が56%。

 最新の状態の対策ソフトを利用していないユーザーの割合は、年々少なくなっている。しかしながら、2004年から2005年では11ポイント減少したものの、2005年から2007年の2年間では7ポイントしか減少していない。また、認識と実態のギャップは年々増加している。加えて、作成されるウイルス(悪質なプログラム)の数も増加の一途をたどっているとする。

 このためマカフィーのスタッフは、「状況は悪化しているといえるだろう」として、ウイルス対策がきちんと施されているかどうかを改めて確認するよう呼びかけている。