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 マイクロソフトは10月9日、EAIミドルウエアの最新版「BizTalk Server 2006 R2」のパートナ向け支援策を発表した。最大の強化点は、オンラインでBizTalk Serverを試用できる環境を用意すること。パートナ企業は自社内にBizTalk Serverをインストールせずに、マイクロソフトのWebサイト上でBizTalk Serverを試用して、製品概要や一般的なシステム開発手順を体験できる。

 オンラインの試用環境は「バーチャルラボ」。早ければ11月にも開設する。パートナ企業がBizTalk Serverを自社のアプリケーションなどといかに組み合わせるか、その検証に利用してもらうことを想定している。「事前にBizTalk Serverを体験してもらうことで、より効果的なソリューションを顧客企業へ提供できるようになる」(マイクロソフトの野田良平アプリケーションプラットフォーム製品部長)。マイクロソフトはほかにも、技術情報を提供するワークショップや共同マーケティングなどの支援策を提供する。

 これらパートナ支援策を通じてマイクロソフトは、無線ICタグを使った各種システムを連携させる用途へBizTalk Serverを拡販する。同社がBizTalk Server 2006 R2で注力したのが、ICタグ関連機能の拡充。ICタグのリーダー/ライター機器向けのアダプタ・モジュール開発機能、ICタグから入力されたイベントの処理機能、各種機器やアプリケーションを連携させるためのAPIなどを備えた。

 BizTalk Server 2006 R2はこの9月に出荷を開始。参考価格はEnterprise版が699万円、Standard版が198万円、Branch(小規模)版が34万6000円など。ICタグ分野のパートナとしては、現時点でトッパンフォームズ、東洋ビジネスエンジニアリング、JFEシステムズなど8社が参加している。