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MCNのマーク・ブックマン社長兼CEO
MCNのマーク・ブックマン社長兼CEO
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発表会ではエミュレーターを使って「FM Radio Music Search」のデモを公開。桑田佳祐の楽曲「風の詩を聴かせて」の放送中に検索を実行すると、「着うた/着モーション」「着メロ」「CD/DVD」などカテゴリー別に関連サイトが表示された
発表会ではエミュレーターを使って「FM Radio Music Search」のデモを公開。桑田佳祐の楽曲「風の詩を聴かせて」の放送中に検索を実行すると、「着うた/着モーション」「着メロ」「CD/DVD」などカテゴリー別に関連サイトが表示された
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 携帯電話向け検索システムを提供するベンチャー企業の米モバイル・コンテント・ネットワークス(MCN)は2007年10月10日、日本法人エム・シー・エヌを設立し、本社機能を日本法人に移転。国内の携帯電話市場に本格参入すると発表した。今後は携帯電話事業者や大手ポータルサイト、コンテンツプロバイダーなどに自社の検索システムの導入を働きかけ、「携帯電話のサイト検索をユーザー、コンテンツ提供者双方にとってより使いやすくしていきたい」(MCNのマーク・ブックマン社長兼CEO)という。

 MCNの検索システムは現在、フィンランドやタイ、中国などの携帯電話向けポータルサイトに導入されている。国内では、NTTドコモのFMラジオ用iアプリ「FM Radio Music Search」などの検索機能として導入済みだ。

 MCNの検索システムの特徴は、携帯電話事業者の公式サイト、勝手サイト、有料サイトなどを横断的に検索し、コンテンツの種類ごとに結果を表示すること。現在、携帯電話事業者や大手ポータルサイトが米グーグルなどの技術を導入し、サイト横断的にキーワード検索ができるようにしている。ただし、これらの検索システムの多くでは、検索結果は「公式サイト」「勝手サイト」「PC向けサイト」といったサイトの属性ごとに表示される。また、有料サイトの場合、コンテンツプロバイダーがデータベースを公開しておらず、サイト内の情報は検索できない場合が多い。そのため、各種の有料サイトで配信されている着うたや着メロなどを曲名で検索しようとすると、サイトを個別に訪れて検索する必要がある。

 これに対し、MCNの検索システムは有料サイト内のコンテンツも含めて検索できるようにする。有料サイトを提供するコンテンツプロバイダーのデータベースをMCNの検索システムに接続。MCNの検索システムを採用しているポータルサイトなどでユーザーがキーワードを入力して検索すると、各コンテンツプロバイダーのデータベースを横断的に検索する仕組みだ。検索結果は「着メロダウンロード」「画像ダウンロード」「CD/DVD販売」といったコンテンツの分野ごと表示される。このため、ユーザーは欲しいコンテンツを提供しているサイトに簡便にアクセスできるようになる。

 MCNのマーク・ブックマン社長兼CEOは、「現在の携帯電話向け検索サイトは、どこもパソコン向けのWeb検索サイトの技術を使っている。欲しい情報にたどり着くために、何度もページを開かなければならず不便」と指摘。携帯向けサイト検索に特化した自社のシステムの強みをアピールした。