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 米IBMは10月11日(現地時間),同社のメインフレーム「System z9」のエネルギー消費データを実測したことを明らかにした。2007年8月と9月にかけて,同社の顧客企業が使用している約1000台のSystem z9からデータを収集した。その結果を分析したところ,System z9が最大エネルギー消費量として公表している数値の60%弱であったという。詳細なデータは,今後公開する予定である。

 IBMが顧客企業から収集したデータは消費電力と温度である。System z9に電力計測用ソフトウエアを導入したほか,きょう体に温度センサーを取り付けて,計測した。これらは現状のSystem z9には実装されていない機能である。「時期は未定だが,今後リリースする予定」(日本IBM広報)である。

 同社がこのような情報を公開したのは,カタログ・スペックの数値と実際の使用時のエネルギー消費量が異なる実態があるためだ。米環境保護庁(EPA)などが,省電力サーバーの導入を考えるユーザーの参考となるよう,サーバー・ベンダーに対し,標準的な運用時のエネルギー消費データを公表するよう求めていた。