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 ゆうちょ銀行で10月15日に国家公務員の年金振り込みが遅延した原因は、振り込み対象となる年金の合計額が、ゆうちょ銀のシステムの上限を上回ったためであることがわかった。

 システム上は、委託先から預かる振り込みデータの合計金額のデータ領域は11ケタ(999億9999万9999円)となっていた。これに対し、振り込みが遅延した年金の合計額は「約1100億円」(ゆうちょ銀広報)と12ケタだった。このため、データ領域がケタあふれを起こし、エラーとなったようだ。ゆうちょ銀は15日午前9時のトラブル発生後、12ケタまで処理できるようにシステムを変更し、再度処理をした。

 今回の障害が発生したのは10月15日。ゆうちょ銀を受取金融機関としている国家公務員の年金受給者に対し、10月15日に定期支給される8~9月分の年金が、午前9時から約30分間、受取口座に振り込まれない事象が発生した。 30分弱の遅れが生じたものの、振り込み処理は問題なく完了している。