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 セキュリティベンダーの英ソフォスは2007年10月15日(現地時間)、アダルト系の迷惑メール(スパム)を世界中に送信していた米国男性2人に、禁固6年および禁固5年3カ月の判決が下されたことを伝えた。

 2人は、過激なアダルトサイトに誘導する迷惑メールを不特定多数に送信。メールには、「性的に露骨な画像(sexually explicit image)」が添付されていたという。彼らの迷惑メールが原因で、プロバイダーのAOLには、2004年1月30日から同年6月9日までの間に、ユーザーから60万件を超えるクレームが寄せられた。

 2人の罪状は、米国の迷惑メール対策法(CAN-SPAM act)違反に加えて、マネーロンダリング(不正資金の合法化)や詐欺、わいせつ文書(情報)の持ち運びなど。2人は米国当局に居所がばれないように、さまざまな“工夫”を凝らしたという。

 例えば、オランダのアムステルダムに置かれたサーバーから迷惑メールを送信して、送信者が米国外にいるように見せかけた。また、モーリシャスやマン島などで開設した銀行口座を使っていたという。

 2人には禁固刑に加えて、罰金10万ドルと、AOLへの損害賠償金7万7500ドルの支払いがそれぞれ科せられた。さらに、2人が不正行為によって稼いだ113万ドルも押収された。