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図1:Mac OS X Leopardのスクリーン・ショット
図1:Mac OS X Leopardのスクリーン・ショット
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 米Appleは米国時間10月16日,新OS「Mac OS X Leopard」(図1)を10月26日午後6時に発売すると発表した。すばやくファイルにアクセスできる「Stacks」,ファイルの内容を簡単に確認できる「Quick Look」,アプリケーションのグループ化が可能な「Spaces」,Macの自動バックアップを支援する「Time Machine」など,「300以上の新機能を提供する」(同社)という。

 Dockを3D化し,Stacks機能によってフォルダ,書類,アプリケーションなどに容易にアクセスできるようにした。Web,電子メール,ダウンロード・ファイルもStacksに保存して管理できる。「Finder」は,ブラウジングを容易にする「Cover Flow」や新しいサイドバーなど,デザインを向上した。

 Quick Lookでは,ファイルを開くことなく,また作成したアプリケーションがなくても,内容を確認することが可能。メディア・ファイルを含むほとんどのファイルを,高解像度でフル・スクリーン表示する。

 Spacesは,プロジェクトごとに必要なアプリケーションや書類をグループ化し,デスクトップをカスタマイズする機能。異なるSpaces間をマウスやキーボード操作で切り替えられる。

 また,「Mail」で30以上のステーショナリやレイアウトを提供するほか,Webページの任意の箇所をライブ・ウイジェットとして「Dashboard」に取り込める「Web Clip」機能,「Wikipedia」へアクセスが可能な辞書アプリケーション「Dictionary」などを用意する。

 さらに,IntelベースのMacintoshでWindowsを使えるようにするソフトウエア「Boot Camp」の正式版を装備する。

 価格はシングル・ユーザー・ラインセンスが129ドル。1世帯で5台までインストール可能な「Mac OS X Leopard Family Pack」が199ドル。なお同社は当初,今春のリリースを予定していたが,「iPhone」の開発を優先したことで,リリースを延期していた。

 Appleはまた,「Mac OS X Server version 10.5 Leopard」も10月26日に発売すると発表した。Webや「iTunes」向けにポッドキャストを作成できる「Podcast Producer」,共有Webサイトを容易に作成および編集できる「Wiki Server」,CalDAV仕様に準拠した商用版カレンダ・サーバー「iCal Server」などを装備する。

 Leopard ServerはUNIXに完全準拠するほか,64ビットと32ビットのいずれとも互換性を保持する。Apache 2,MySQL 5,Postfix,Podcast Producer,QuickTime Streaming Serverといったコア・サービスは64ビットのため,「64ビット・ハードウエアの性能と処理能力をフル活用できる」(同社)。

 価格は,最大10クライアント対応の「10-Client Edition」が499ドル,クライアント数無制限の「Unlimited-Client Edition」は999ドルとなる。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]