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米HDMIライセンシングのレスリー・チャード社長
米HDMIライセンシングのレスリー・チャード社長
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 次世代テレビやAV機器向けの映像・音声入出力インタフェース規格「HDMI」の標準化を進める米HDMIライセンシングは2007年10月17日(現地時間)、対応機器で用語を統一するためのガイドラインを発表した。メーカー各社が2007年10月16日以降に新規に設計する対応機器でHDMIの商標およびロゴを使用する場合、このガイドラインに準拠することが求められている。

 HDMIライセンシング社長のレスリー・チャード氏は、「これまでHDMIが対応する機能のなかで、同じ機能でありながら用語が統一されていないという問題があった」と背景を説明する。例えば8ビット超の色深度でのデータ表示などを可能にする「Deep Color」という機能は、メーカーによって「Super Color」や「Extreme Color」と表現されることがあった。

 また、ほとんどのHDMI対応機能はメーカー側で個別に搭載するかどうかを任意に選択できるため、「HDMI 1.3」など同じバージョンのHDMIであっても、それだけでは搭載している機能を判別できないという問題もあった。ガイドラインではこのような問題をなくすために、機能ごとに用語と最低必要な技術要件を統一し、かつ搭載している機能を明示することを推奨している。

 重要な3つの機能については、明示することを推奨ではなく義務としている。第1は前述のDeep Color。第2は「x.v.Color」で、sRGBよりも広い色の範囲を表示できることが技術要件となる。第3はケーブルの種類で、1080pの信号処理や最大解像度が2560×1600ドットのディスプレイ表示が可能な「High Speedケーブル」と、1080i信号の処理までを動作保証する「Standardケーブル」の二種類に分かれる。