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 「今、企業では組織横断型のプロジェクトや既存の部門を超えたチームが存在するようになっている。従来型のピラミッド型に加えて、フラットなネットワーク型の組織が生まれていると言ってもよい。だが多くの企業が部門の壁を超えたコミュニケーションの不足を感じている」。ブログ・ソフトのMovable Typeなどを提供するシックス・アパートの関信浩代表取締役はこう話す。

 関社長によれば「従来のグループウエアは上意下達のピラミッド型には向いているが、ネットワーク型組織には向いていない。そのため現在、ネットワーク型組織の情報共有には、多くの企業でメールが中心になっている」という。だがメールには「処理が膨大な上に時系列になりがち。さらに検索が難しい」(関社長)という問題があるという。

 関社長はこの問題の解決にブログが有効だとする。「ブログはタイトルと本文という形式はメールに似ているものの、複数の人間がコメントを書き込むこともできる。検索機能も備える」(同氏)

 また関社長は、ブログをはじめとするSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)、WikipediaなどWeb2.0の技術を企業に適用するEnterprise2.0が、人中心のコミュニケーション型知識共有や組織・個人を超えた集合知などに貢献する可能性も指摘する。シックス・アパートは10月17日に、企業向けブログ・ソフトの最新版であるMovable Type Enterprise 4を発表したばかりである(関連記事:シックス・アパート、企業向けブログ・ソフトの最新版を発表)。