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 国際電気通信連合の無線通信部門(ITU-R)はスイスで現地時間10月19日,無線ブロードバンド標準IEEE802.16を第3世代(3G)携帯電話規格IMT-2000の新規格「IMT-2000 OFDMA TDD WMAN」として正式承認したと発表した(関連記事:ITU-R,「IEEE802.16e」をIMT-2000の1方式として10月に勧告の見通し)。

 IEEE802.16は,比較的広い地域で無線ブロードバンド通信サービスを実現するための技術仕様。派生規格として,固定機器向けのIEEE802.16-2004(IEEE802.16d/WiMAX)やモバイル機器向けのIEEE802.16e-2005(IEEE802.16e/モバイルWiMAX)などがある。

 一方IMT-2000は3G携帯電話向け規格。同規格の策定当初W-CDMA,cdma2000,TDMA(UWC-136),TDD,DECT+という5種類の技術を採用した。IMT-2000 OFDMA TDD WMANは,IMT-2000策定後に初めて追加された6番目の技術となる。

 IMT-2000 OFDMA TDD WMANは,IEEE802.16のうち無線ブロードバンド・アクセス製品の相互接続性を推進する非営利業界団体WiMAX Forumが策定したプロファイルに対応している。

 なおITU-Rは,スイスのジュネーブで開幕した国際会議World Radiocommunication Conference 2007(WRC-07)で,IMT-2000 OFDMA TDD WMAN導入用に新たな周波数帯の割り当てを要求する。

[発表資料(ITU)]
[発表資料(WiMAX Forum)]
[発表資料(IEEE)]