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写真 「BladeCenter S」のシャシー。ブレード・サーバーやストレージを装着している。
写真 「BladeCenter S」のシャシー。ブレード・サーバーやストレージを装着している。
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 日本IBMは10月22日、100V電源対応のブレード・シャシーを発表した。「IBM Blade Center S」として12月18日に出荷を開始する(写真)。日立製作所、NEC、日本ヒューレット・パッカードに続き、大手で4社めの「100V」への国内参入となる。

 Blade Center Sは、国内で一般的な100Vの電源で駆動する。このため、企業のオフィス内や、100Vの電源しかないサーバー室で運用できるのが特徴。消費電力を200V対応製品に比べて約3割削減したほか、主として冷却ファンによる騒音のレベルも抑えている。日本IBM システム製品事業 ブランド・マーケティング&SMBのジェイソン・ダイズ担当ディレクターは「いままでブレードを導入しにくかった、中小規模の企業や、大企業でも支店など拠点での利用を提案したい」と説明する。

 シャシーのきょう体の高さは7Uで、ブレード・サーバー最大6枚、ディスク・ストレージを最大12モジュール、最大3個のLANスイッチ・モジュール、それぞれを同時に搭載できる。ディスクはSATA規格で最大9テラ・バイト、SAS規格で最大3.6Tバイトとなる。SASのストレージについては、「柔軟性が高まった分、より最適な状態で使ってもらうため事前のゾーニング設定を用意した」(佐々木言システム&テクノロジー・エバンジェリスト)。具体的には、「ファイル・サーバー向き」や「データベース・サーバー向き」など、用途に応じて8種類を設定している。

 Blade Center Sの価格はブレード・サーバーを含まずシャシーと電源や管理モジュールをあわせた最小構成で40万9500円。ブレード・サーバーは従来製品から選択する。価格は1枚当たり28万3500円から。

 Blade Center Sはサーバー室以外に設置するケースを想定している。このため、日本IBMはオフィス内などに設置するための小型専用ラックを用意する考え。動作音を低減する「静音装置」を備えているほか、シャシーにほこりが入るのを防ぐことができる。現時点で価格と投入時期は未定。