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 米IBMは米国時間10月23日,ハイエンドのディスク・アレイ製品「IBM System Storage DS8000 Turbo」シリーズの機能強化や,新しいストレージ・コンソール,ストレージ製品の機能強化などを発表した。

 ディスク・ストレージのIBM System Storage DS8000の機能強化では,ライセンス・ベースで提供するデータのスナップショット機能「IBM FlashCopy SE」のほか,データの増加に合わせたボリュームの拡張をサポートする「Dynamic Volume Expansion」機能を追加。データへのアクセスとデータ処理を高速化する「Storage Pool Striping」,キャッシュ機能「Adaptive Multi-stream Pre-fetching(AMP)」,IBM System zユーザー向けにリモート・ミラーリングのスループットを向上させる「IBM z/OS Global Mirror Multiple Reader」なども加えた。

 IBM System Storage DS8000 Turboの強化機能は2007年12月7日から利用可能となる予定。FlashCopy SEのライセンス料金は6500ドル。このほかの強化機能は,追加料金無しで利用できる。

 新しいストレージ・コンソール「IBM System Storage Productivity Center(SSPC)」により,ストレージ管理者は複数のストレージ・デバイスを遠隔管理できるようになる。環境に合わせてデバイス特有の設定をすることで生産性の向上を支援する。SSPCは11月16日に発売される。価格は7500ドル。

 中小企業向けには,ディスク・ストレージ「IBM System Storage DS3000」シリーズと「同DS4000」シリーズ,テープ・ストレージの「同TS2240 Tape」の機能を強化した。

 DS3000シリーズは,ハイエンド・サーバー「IBM System p」とブレード・サーバー「IBM BladeCenter Power」のほか,低コストのSATAディスク・ドライブのサポートが追加された。ユーザーは,DS3000ストレージでSASおよびSATAドライブを合わせて使えるようになったため,コストと性能における柔軟性が向上するという。ミッドレンジのDS4000シリーズは,特定の対応OS上において2Tバイト以上のボリュームをサポートするほか,「DS4700 Express」と「DS4200 Express」モデルはRAID 6をサポートするようになった。

 DS3000シリーズは2007年12月7日に発売され,価格は4500ドルから。DS4000シリーズは2008年2月8日から提供する。価格は1万1500ドルからとなる。

 ミッドレンジのテープ・ストレージ「IBM System Storage TS2240 Tape Drive Express」は,LTO 4準拠のハーフハイト・ドライブ。転送速度は120Mバイト/秒で,記録容量は800Gバイト(圧縮時は最大1.6Tバイト)。アプリケーションで管理する暗号化機能を強化した。2007年11月16日より利用可能となる。価格は4500ドルからとなっている。

発表資料(1)
発表資料(2)