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 NTTデータは10月24日、ドイツの独立系SIベンダー「アイテリジェンス」にTOB(株式公開買い付け)をすると発表した。買収額は最大1億4600万ユーロ(約240億円)。欧州を含む海外でのシステム構築事業を強化するのが狙い。日系グローバル企業からの受注拡大を目指す。「アイテリジェンスの取締役会で賛同を得ている」(NTTデータ広報)ため、友好的買収になりそうだ。

 アイテリジェンスは、独SAPのERP(統合基幹業務システム)パッケージ「SAP ERP 6.0」の導入などに強みを持つ。SAPが用意するパートナー資格のうち、全世界で同社製品の導入サービスを展開できる「グローバル・サービス・パートナー」の認定を受けている世界のSIベンダー14社のうちの1社だ。2006年12月期の売上高は1億6400万ユーロ(270億円)。

 NTTデータは、07年10月にドイツに新設したM&A(企業の買収・合併)専門の子会社「NTTデータヨーロッパ」を通じて、アイテリジェンスの株式を最大95%取得する。買い付け価格は1株6.2ユーロ。