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 米Transmetaは米国時間10月24日,米Intelとの間で係争中だったすべての特許侵害訴訟について和解するとともに,特許/技術提供ライセンス契約を結んだと発表した。これによりIntelは,Transmetaにライセンス料などとして2億5000万ドルを支払う。

 Transmetaは2006年10月,コンピュータ・アーキテクチャと省電力技術に関する米国特許10件がIntelに侵害されたと主張し,デラウエア州米連邦地方裁判所に提訴した。TransmetaはIntelに対して,特許侵害製品の販売停止や,特許使用料/損害賠償/弁護士費用の支払いを求めていた(関連記事:TransmetaがIntelを提訴,省電力技術などの特許侵害で)。

 米メディア(InfoWorld)によると,Intelは2007年1月に,特許7件が侵害されたとしてTransmetaを反訴したという。

 両社は全訴訟で和解し,ライセンス契約で合意した。IntelはTransmetaに初年度1億5000万ドル,その後5年間に毎年2000万ドル,計2億5000万ドルを支払う。Transmetaは,既存特許だけでなく今後10年間にTransmetaが取得または出願するものも含め,すべての特許と省電力技術「LongRun」「LongRun2」をIntelに永久ライセンス提供する。

 TransmetaはIntelにライセンス独占権を与えない。Intelは,TransmetaがLongRun/LongRun2を他社にライセンス提供しても,Transmetaを提訴しない。

 なおTransmetaは2007年2月に事業再編計画を発表し,IP(知的資産)開発およびライセンシング事業に集中する方針を打ち出した(関連記事:Transmetaが再編策に着手,IP開発/ライセンシング事業に一本化)。また7月には,米AMDから750万ドルの出資を受けたことも明らかにした(関連記事:AMDがTransmetaに750万ドルを出資,優先株を取得)。

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