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 KDDI研究所は2007年10月29日、動画を解析し、著作権を侵害しているかどうかを自動判別する技術を開発したと発表した。プロが制作した動画なのか、アマチュアが撮影した動画なのかを見極めることで、侵害の有無を判断する。著作権侵害が後を絶たない、動画投稿サイトなどへの適用を想定している。

 KDDIは、動画の撮影機器や撮影技術、制作工程などが、プロとアマチュアでは異なることに着目。例えばプロは業務用のカメラで映像を撮るが、アマチュアはハンディカメラや携帯電話などを利用することが多い。こうした違いが現れやすい部分を動画の中から抜き出して、プロが撮影したものなのかどうかを解析する。プロが制作した動画が動画投稿サイトで公開されていると、著作権侵害だとみなす。98%の精度で、正しく判断できるという。

 この技術を動画投稿サイトで利用すれば、投稿されるコンテンツを人手でチェックする手間を削減できる。また、著作権侵害に当たる動画を事前にデータベースに登録して照合する方法と異なり、初めて投稿された動画に対しても適用できる強みがある。

 同研究所では、2007年11月20日から幕張メッセで開催される「国際放送機器展」でこの技術のデモを披露する。