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都市別の普及状況(Nielsenの発表資料から)
都市別の普及状況(Nielsenの発表資料から)
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 米国の視聴率調査会社であるNielsenは,米国のDTV普及状況をまとめた(発表資料
。それによると,HDTV対応のテレビを持ちHDTV放送対応のチューナーをもつ世帯数(HD Capable)が全米平均で13.7%,そして一つ以上のHDTV放送の信号を受信している世帯数(HD Receable)が同11.3%である。この数字は,米CEA(全米家電協会)による数字より小さい。HDTV対応テレビの販売の多くは光ディスクによるコンテンツ視聴に利用されているため,と分析されているようだ。

 この調査では,都市別の数字なども明らかにしている(表1)。それによると,HDTV放送受信可能な設備を所有する世帯数(HD Capable)ではLos Angelesが20.4%と最も高い。またHDTV放送受信世帯数(HD Receable)ではニューヨークの17.5%が最も高かった。なお,アフリカ系アメリカ人におけるHDTV放送受信可能な設備を所有する世帯数は8.1%,HDTV放送受信世帯数は6.9%だった。

 米国では,日本より2年以上も早い2009年2月にアナログ放送の終了が計画されている。一気にデジタル化を進めるため,デジタル-アナログ変換ボックス購入用のクーポン券を配布するなどの準備を進めているが,現状の普及率を見ると,相当に困難な事業になりそうだ。