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 ソフトウエア開発ツール関連の業界団体Eclipse Foundationは米国時間11月5日,新しいオープンソース・プロジェクト「Hibachi」を発表した。このプロジェクトは,プログラミング言語「Ada」向けの統合開発環境(IDE)およびツーリング(Tooling)・フレームワークの開発を目的とするもの。Eclipse Tools Projectのサブプロジェクトとして位置づけられている。

 Hibachiは,コード補完やフォーマット機能を持つAdaエディタ,ビルド構成,デバッグ機能のほか,複数ツール・チェインのサポート,ウィザードおよびテンプレートなどの提供を予定している。1年目は複数のAdaコンパイラ技術のサポートに焦点を当てるほか,使いやすく安定したAPIの提供を目指す。また,Eclipseのデバイス・ソフトウエア開発プラットフォーム・プロジェクト「Device Software Development Platform(DSDP)」のサブプロジェクトである「Target Management(ターゲット管理)」および「Device Debugging(デバイス・デバッギング)」との統合を進める予定。その次の段階では,リファクタリングや分析ツールの実装などに取り組むという。

 米Aonixは,Hibachiプロジェクト向けに商用のEclipseプラグイン技術である「AonixADT」のソースコードを提供している。AonixADTは,Java開発ツール「JDT(Java Development Tools)」とC言語開発ツール「C/C++ Development Tools(CDT)」をベースとしており,Aonix ObjectAdaおよびGNATツール・チェインをサポートする。

 Aonix以外にも,米DDC-I,米CohesionForce,英Praxis High Integrity Systemsといった企業や既存のAda関連のオープンソース・プロジェクトがHibachiプロジェクトのサポートを表明している。

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