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 米Time Warnerは米国時間11月7日,2007年第3四半期の決算を発表した。売上高は117億ドルで前年同期と比べ9%増加した。純利益は11億ドル(希薄化後の1株当たり利益は29セント)で,前年同期の23億ドル(同57セント)から半減した。

 営業利益は前年同期比29%増の21億ドル。調整後のOIBDA(減価償却前の営業利益)は前年同期比15%増の32億ドルだった。

 当期は特にケーブル事業や映画関連事業が好調だったが,AOL事業の不振が一部足をひっぱるかたちとなった。

 事業別でみると,AOL事業の売上高は12億ドルで前年同期比38%減少した。広告収入は同13%増加したが,サブスクリプション収入が同56%落ち込んだ。各種サービスの無償提供戦略により米国ユーザーの契約者数が減少したことや,英国,フランス,ドイツにおけるインターネット接続収入の縮小などが響いた。ちなみに9月末時点の加入ユーザーは1010万人で,前年同期と比べ510万人減った。

 Cable事業の売上高は40億ドルで前年同期比25%成長した。Filmed Entertainment事業の売上高は同33%増の32億ドル,Networks事業が同6%増の26億ドルだった。Publishing事業は12億ドルで,ほぼ横ばいだった。

 なお,同社は2008年1月1日付けで新たなCEO(最高経営責任者)およびCFO(最高財務責任者)による経営体制に移行することを明らかにしている(関連記事1:Time Warner,1月1日付けでCEO交代,後任は現社長Bewkes氏,関連記事2:Time Warner,2008年の新CEO体制に合わせCFOも交代)。

[発表資料(PDF書類)]