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写真●ポリコムのテレプレゼンス製品「RPX HDシリーズ」の利用例。中央はポリコムジャパンの奥田社長で、米シカゴの拠点にいる。
写真●ポリコムのテレプレゼンス製品「RPX HDシリーズ」の利用例。中央はポリコムジャパンの奥田社長で、米シカゴの拠点にいる。
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 ポリコムジャパンは11月9日、テレプレゼンス製品「RPX HD」シリーズを販売開始すると発表した。また、東京都千代田区のポリコムジャパン本社にRPX HDシリーズの実機を設置したデモルームを開設し、同日から公開開始した。

 テレプレゼンスとは、いわばビデオ会議システムの高級版で、同社のほかシスコシステムズ、日本タンバーグ、日本ヒューレット・パッカードなどが市場に参入している。テレプレゼンスは相手の姿が等身大で写せる大型ディスプレイを複数台用意することで、臨場感を出せるよう工夫しているのが特徴。多くの製品は机や椅子、壁、音響設備、照明装置といった部屋全体を商品として提供する。どの拠点も同じ部屋の仕様にすることで、遠隔地の相手が目の前にいる視覚効果を出す。

 ポリコムが今回販売開始するRPX HDシリーズは、40インチ級のリアプロジェクション・スクリーンを2枚~4枚用意し、臨場感を高めるようにした。また会議における人間の視線の高さや目の動かし方に着目し、会議中の疲れを軽減するよう設計した。例えば、パソコンによる資料を表示する液晶ディスプレイを机の中に格納した。「会議中、紙の資料を見る時には通常、視線を下に動かす。そこでその動作に沿うような形で机の中に入れ込んだ。他社製品では相手を映し出すメイン・ディスプレイの上などに配置することが多いが、これは不自然な動作を誘発する。細かい点だが、こうしたことが会議の参加者に負担となり、疲労を招く」(ポリコムジャパンの奥田智巳社長)。

 価格は3000万円台から。ラインナップは収容人数に応じた9種類。最大4人収容する「204」や28人まで収容できる「428M」などを用意する。8人以上のモデルでは机を囲んで椅子を配置できる設計にしており、遠隔会議ではない通常の会議でも部屋を使えるようにした。他社製品は遠隔拠点と会議することを前提とした設計にしており、机とメイン・ディスプレイを一体化させているケースが多い。

 販売目標は今後1年で10社。「世界各地に拠点を持つ製造業を中心に問い合わせが来ている」(奥田社長)。