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 米Microsoftは,中古パソコンに「Windows XP」をインストールして販売するためのボリューム・ラインセンスを商業再利用業者に与える「Microsoft Authorized Refurbisher(MAR)」プログラムを開始した。当初は北米で展開するが,いずれ世界に拡大する計画である。

 Microsoftは以前より,学校,チャリティ,非営利団体向けの中古パソコンに同社製品を再インストールすることを許可する「Community Microsoft Authorized Refurbisher(MAR)」プログラムを実施しているが,今回それを商業用中古パソコンにも拡大する。

 同社Genuine Windows Product Marketing部門上級製品マネージャのHani Shakeel氏によれば,同社と米Gartnerが2004年に共同で調査を実施したところ,パソコンの買い換えなどにより使わなくなった古いパソコンは1億5000万台で,そのうち約2000万台がデータの消去とソフトウエアの再インストール(リファーブリッシュ)を行った上で再販されていた。Microsoftは現在その数が2800万台近いと推測しており,これは世界パソコン市場全体の10%以上に相当する。

 MARプログラムでは,こうしたリファーブリッシュを行う再利用業者やOEMが純正の「Windows XP Home」あるいは「Windows XP Professional」を大量にインストールできるようにする。当初は,英語版,フランス語版,スペイン語版を対象にする。

 MicrosoftはCommunity MARおよびMARプログラムが「環境への配慮にもなる」としているが,中古パソコンへのLinux導入を抑制することも目的のひとつだとする見方もある(米メディア)。

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