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 エム・ピー・テクノロジーズは,USBメモリーを挿入することで既存のパソコンをシンクライアントとして利用可能にするシステムの新版「Resalio Lynx ver.2.0」を,11月20日に販売開始した。新版では,SSL-VPN接続機能を追加した。価格は,同社のシンクライアント端末を運用する際に必須となる,シンクライアント端末から業務アプリケーションへのアクセスを中継するサーバー・ソフトを含めて,50端末時に180万円(税別)程度など。

 Resalio Lynx ver.2.0は,USBメモリーにシンクライアント・ソフトを収めた「Resalio Lynx USBシンクライアント」と,このUSBシンクライアントの動作に必須となるサーバー・ソフト「Resalio Lynx Server」の組み合わせで構成する,シンクライアント・システムである。サーバー・ソフトの役割は,USBクライアントの認証,アクセス可能な業務アプリケーションのGUIメニュー機能,業務アプリケーションへのアクセスを中継するプロキシ(代理)サーバー,などである。USBクライアントからは業務アプリケーションに対して直接アクセスできない。

 一方,USBシンクライアントのシンクライアントとしての中核機能は3つある。画面情報端末としては,RDPクライアント機能とICAクライアント機能を備える。さらにWebブラウザ機能を持つ。これに加えて,Resalio Lynx Serverと通信し,ユーザー認証やアプリケーションのメニューを表示/制御する,独自の運用管理クライアント機能を備える。

 新版では,Resalio Lynx Server側にSSL-VPNサーバー機能を,USBクライアント側にSSL-VPNクライアント機能を追加した。これにより,SSL-VPNによる遠隔アクセスが可能になった。SSL-VPNによってユーザー認証機能が補完されるとともに,SSL層での暗号化機能が使えるようになり,ネットワークを介した業務データの漏えいを防止できるようになる。サーバー・ソフトを用いず独立して使うタイプのシンクライアント製品であれば,独立したSSL-VPN装置を別途導入する場面だが,Resalio Lynxの場合はサーバー・ソフトと組み合わせて使う形式であるため,サーバー・ソフトにSSL-VPNサーバー機能の追加という形態になった。