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写真●左から,NTT東日本の古賀哲夫副社長,任天堂の波多野信治専務営業本部長,NTT西日本の井上裕生副社長
写真●左から,NTT東日本の古賀哲夫副社長,任天堂の波多野信治専務営業本部長,NTT西日本の井上裕生副社長
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 任天堂とNTT東西地域会社は11月28日,任天堂のテレビゲーム機「Wii」とNTT東西の光ブロードバンド・サービス「フレッツ光」との接続で協業すると発表した。

 3社は,Wiiのユーザーがインターネットに接続したい場合に,技術的な相談に応じたり,設定のためのサポート・サービスを提供したりする。29日からは,3社共同で「Wii×フレッツ接続サポートセンター」を開設。東西各数10人体制で,Wiiとフレッツ光の接続方法に関するコンサルティングを行う。また,ルーターとアクセス・ポイントなどの機器提供と回線工事,機器のセットアップまでのサービスをパッケージ化した「簡単!便利!Wii接続おまかせパック」も用意する。

 今回の協業の背景には,Wiiのブロードバンド接続環境を整備してくれるパートナーを求めていた任天堂と,Wiiを光ファイバの需要喚起の起爆剤の一つとして活用したいNTT東西の思惑が合致したことがある。

 任天堂は,Wiiをインターネットに接続することによってゲーム・ソフトの旧作をダウンロードできる「バーチャルコンソール」や「インターネットチャンネル」などのコンテンツ・サービスを提供中。しかし,現在のインターネット接続率は約40%にとどまっている。このため,「接続率を向上させるためには,接続環境の整備が不可欠」と,任天堂の波多野信治専務営業本部長は説明する。

 一方のNTT東西は,光回線の契約者数を2010年に2000万回線にすることを目標に掲げている。しかし,毎月約20万回線ずつ契約を増やしているものの,現在の764万回線からこのペースで契約を積み増していっても,2010年に2000万回線には遠く及ばない。今後,ユーザーの獲得ペースをさらに高めて目標を達成するためには「これまでのようにパソコンからだけではなく,パソコン以外の機器による需要喚起が必要」(NTT東日本の古賀哲夫副社長)と考えている。

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