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専用のコンパクトフラッシュ型携帯端末「W05K」
写真●専用のコンパクトフラッシュ型携帯端末「W05K」(京セラ製)

 KDDIは11月29日,パソコンに携帯電話を接続してデータ通信しても料金が定額制になるサービス「WINシングル定額」を12月下旬に開始すると発表した。サービスの利用には,同時に発売する専用のコンパクトフラッシュ型携帯端末「W05K」が必要になる。パソコンに携帯電話を接続してのデータ通信について,定額料金制を導入したのはイー・モバイル,NTTドコモに次いで3社目となる。

 WINシングル定額は,従量課金と定額制と組み合わせた料金体系となっている。7万2000パケット(目安として約8.8Mバイト)までは従量制で,それを超えるパケット数の通信をした場合は定額となる。月額料金は,契約形態に応じて変わる。

 KDDIには,端末の購入代金を補助する「フルサポートコース」と,購入代金を補助しない「シンプルコース」の二つの契約形態がある。フルサポートコースの場合は,基本料金が月額3150円,定額となる上限料金が月額6930円である。シンプルコースの場合は,基本料金が月額2205円で上限が月額5985円である。音声端末などのau携帯電話を別に契約している場合は割引サービス「WINシングルセット割」が適用され,月額料金から315円を割り引く。月額4980~5980円のイー・モバイルに比べるとやや割高だが,月額1万円を超えるNTTドコモよりは低廉な料金設定になっている。

 なお,アプリケーションによる使用の制限はなく使い放題が基本だが,トラフィックによる制限はある。ユーザーが一度に大量のデータ通信を行うと,トラフィック制御機能が働いて通信速度が制限される。制限対象となるデータ量の基準は非公表。「1日当たりの通信量ではなく,ある瞬間でのデータ量が基準を超えると制限することになる」(KDDI)という。

 端末のW05KはEV-DO Rev.Aに対応し,下り最大3.1Mビット/秒,上り最大1.8Mビット/秒で通信できる。EV-DO Rev.Aに対応しないエリアでは,下り最大2.4Mビット/秒,上り最大144kビット/秒で通信することになる。端末の購入価格は,フルサポートコースの場合で1万円前後となる。

[発表資料]