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写真1●日本ヒューレット・パッカードの松本芳武 執行役員エンタープライズ ストレージ・サーバ事業統括本部長
写真1●日本ヒューレット・パッカードの松本芳武 執行役員エンタープライズ ストレージ・サーバ事業統括本部長
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写真2●日本ヒューレット・パッカード東京・昭島工場内の様子
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 日本ヒューレット・パッカードは12月11日、東京の昭島工場においてブレード・サーバー「HP BladeSystem c-Class」の国内向け生産を同日付で開始すると発表した。今後は、国内向けのブレードをすべて昭島工場で生産する。国内でのブレードの注文仕様生産、オンライン販売も同日付で開始する。

 従来はシンガポール、台湾などにある海外工場で製造した製品を輸送して販売していた。日本HPの橘一徳エンタープライズ ストレージ・サーバ事業統括ISSビジネス本部本部長は「これまでは輸送途中の不測のトラブルなどにより初期故障が発生するケースがあった。国内生産に切り替えることで、日本市場の高い品質要求に応えていきたい」と話す。

 国内生産に切り替えるもう一つのメリットは納期の短縮だ。受注から納品までに掛かる時間は平均5営業日。従来は、国内に在庫がない場合、納品までに約2週間掛かっていた。営業担当者が2~3日掛けて算出していた見積もりも、日本HPのオンライン・ストア「HP Directpkus」上ですぐに算出できるようにした。

 IDC Japanの調査によると、日本HPは2007年第3四半期の国内x86ブレード・サーバー市場において、台数でシェア33.3%、売上高で同24.4%といずれもトップに立っている。日本HPの松本芳武 執行役員エンタープライズ ストレージ・サーバ事業統括本部長は「今までは国内の台数シェア40%を目標にしてきたが、最近では実現可能な数字という認識に変わった。今後は台数シェア50%を目標にしていく」と意気込みを語る。

 12月17日から、キャリア向けのブレードを販売することも発表した。「HP BladeSystemキャリアグレード・プラットフォーム」という名称で、信頼性に関する通信事業者向け機器の仕様規定「Network Equipment Building Systems」への対応や、直流電源を利用できるなどの特徴がある。販売価格は、きょう体、スイッチと合わせて税込み300万5100円から。