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 米AT&Tは米国時間12月12日,K-12(幼稚園~高校)教育機関向けの無線ICタグ(RFID)および,このタグと相互運用可能なモバイル・リソース管理(MRM)ソリューションの提供を開始した。教育機関における職員の生産性の向上,経費削減,生徒の安全確保などの支援を目的としている。

 AT&TのRFIDアプリケーションは,GPS技術を使ったMRM位置情報サービス,AT&Tの無線データ・ネットワーク,専用の管理アプリケーションと連携する。スクール・バスに導入することで,バスの位置追跡,運転速度や状況の監視などを通じて生徒の安全保護を強化できるほか,効率的なスクール・バスの運行により経費節減が期待できるという。

 MRMソリューションは,スクール・バスの位置情報や速度などのデータをAT&Tの無線データ・ネットワークを介してWebポータル・サイトに送信する。教育機関側の担当者は,Webブラウザを通じてRFIDとMRMの情報にアクセスできるようになる。登下校中の生徒の安全保護を強化するために,RFIDリーダーをスクール・バスに設置することで,生徒の乗車および下車時間も知ることができる。

 RFIDアプリケーションは,802.11規格対応の無線LANインフラに対応し,オンデマンドの追跡機能を提供する。IDバッチに組み込まれたWi-FiベースのRFIDタグは,無線信号を発信する。そのため,このバッチを衣服のポケットやバックに入れたり機材に付けることで,位置情報の確認や監視ができるようになる。

 具体的な用途としては,生徒の出欠席確認,学校に来た訪問者の位置情報の監視,災害発生などの緊急時における職員の位置確認などが挙げられている。また,盗難防止のためにコンピュータやプロジェクタといった高価な機材に取り付けることもできるとしている。

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■変更履歴
見出しで“GSP”としていましたが,“GPS”の誤りです。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2007/12/13 15:25]