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 米Googleは「knol」と呼ぶツールをテスト中だ。多数の人々が手軽に知識を共有し合い,有効活用できるようにすることを目的にしている。米国時間12月10日~14日の週にテストの第1段階を開始したばかりで,招待制の無償トライアルを実施しているという。

 knolは,特定のトピックについて知識のある人が書いた記事を,整理して,分かりやすくWebページで表示する。Googleが記述や編集のためのツールを提供し,無料でコンテンツをホスティングする。

 knolが目指すのは,「特定のトピックを検索する人が,まず最初に読みたいと考えるWebページ」だという。科学や医療,地理,歴史,エンターテインメントといった各種分野にわたる製品情報やハウツー・ガイドなどさまざまな情報を網羅したい考え。

 誰でも自由に執筆できるが,Googleは編集には手を出さず,すべての編集責任は執筆者が負う。「同一トピックに対して複数の意見のWebページが登場する可能性があるが,アイデアの競合は良いことだ」(同社)。

 また,knolではコミュニティ・ツールも提供し,ユーザーが意見や質問を投稿したりコンテンツを追加あるいは格付けしたりできるようにする。

 執筆者は広告掲載を選ぶこともできる。広告を掲載した場合,「Googleは広告収入の大きな割合を執筆者に支払うつもり」(同社)である。

 同社は,テストが終了した時点で,knolを完全に公開する予定。ただし,すべてのコンテンツに高い品質を求めるのは難しいため,knolのコンテンツがGoogle検索サービスの検索結果に表示される際には,ランク付けを行う計画である。

[Googleエンジニアリング担当バイス・プレジデント,Udi Manber氏のブログ投稿記事]