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 NECはNGN(次世代ネットワーク)で利用する企業向けソフトウエアの開発で、マイクロソフト日本法人や日本ヒューレット・パッカード(日本HP)、日本オラクルなどITベンダー10社と提携した。NGNを企業システムから利用するための主要プロトコルであるSIP(セッション開始プロトコル)について、業界標準の仕様策定と普及に取り組む。

 具体的には、NGNを利用した企業システムの互換性を高めるため、(1)SIPを利用するためのアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)など業界標準の策定、(2)開発したSIPソフトウエアの検証センターの設置、の2点で合意した。スケジュールとしては、08年3月にNECが検証センターを設置し、同年4月から参加各社での検討を開始。同年9月までに成果となる標準仕様とソフトウエアなどを開発し、外部への提供を始める。

 NTTが08年3月に商用化するNGNでは、通信サービスなどの機能を企業システムと連携させて利用したり、NGNと企業システムを組み合わせて新たな情報システムを構築できる。NECは、NTTが今秋まで実施したトライアルに参加。SIPを利用した企業システムとの連携に課題があると判断し、各社に提携を打診した。

 提携した10社は、EMCジャパン、サン・マイクロシステムズ日本法人、ノベル日本法人、日本BEAシステムズ、日本オラクル、日本HP、マイクロソフト日本法人、ミラクル・リナックス、米モンタビスタソフトウェア、レッドハット日本法人である。NECは各社の日本法人を通して、本社との連携も図っていきたい考え。