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 コアマイクロシステムズは,ネットワーク上に設置したiSCSIディスクからOSをブートする仕組みによってディスクレスPCを実現するソフト2製品を,12月27日に出荷した。ブートするOSをWindowsに限定した「winBoot/i」と,Windowsに加えて主要なLinuxをブートできる「netBoot/i」である。価格はオープン。開発会社は,加emBoot。

 winBoot/iおよびnetBoot/iは,OSをブートする以前の段階でネットワーク上のiSCSIディスクを自身のローカル・ディスクとして扱い,このiSCSIディスクからOSをブートするためのソフト。クライアントPCは,NIC(ネットワーク・カード)が備えるPXE(Preboot eXecution Environment)機能によって,iSCSIイニシエータ・ソフトウエアなどを含んだブート・プログラムをダウンロードする。

 ソフトウエア構成は,ブート・プログラムそのものと,ブート・プログラムの配送サーバーから成る。なお,PXEによるネットワーク・ブートの前提として,別途,DHCPサーバーが稼働している必要がある。

 winBoot/iとnetBoot/iの差異は,ブートさせるOSの違い。winBoot/iでは,Windows標準のMicrosoft iSCSIイニシエータをそのまま利用する。これにより,各種のバージョン/エディションや最新のWindows OSを問題なく利用できることが期待できる。一方のnetBoot/iでは,加emBootが独自に開発したiSCSIイシニエータを用いる。これにより利用可能なブートOSは,Windows 2000,Windows XP,Windows Server 2003,Red Hat Linux,SUSE Linux,OpenSolarisなど。