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米スプリントが「Sprint AIRAVE」の名称で販売する韓国サムスン電子のフェムトセル「UbiCell」
米スプリントが「Sprint AIRAVE」の名称で販売する韓国サムスン電子のフェムトセル「UbiCell」
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UbiCellは、自宅に電波が入りにくいユーザーが宅内に設置することで、携帯電話の通話や通信状態を安定化できる。インターネット回線に接続して利用する
UbiCellは、自宅に電波が入りにくいユーザーが宅内に設置することで、携帯電話の通話や通信状態を安定化できる。インターネット回線に接続して利用する
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 韓国サムスン電子は、家電展示会「2008 International CES」のブース内で、同社が米スプリントに納入している家庭向けの携帯電話基地局フェムトセル「UbiCell」の実機を展示している。

 フェムトセルとは、自宅に電波が入りにくいユーザーが自ら設置することで、携帯電話の通話や通信状態を安定化できるもの。UbiCellは世界で初めて商品化したフェムトセルで、スプリントが2007年9月以降、「Sprint AIRAVE」の名称で自社の携帯電話ショップで販売している。価格は1台49.99ドルで、毎月の利用料は15ドル(1人で使う場合)または30ドル(家族で使う場合)。現在はインディアナポリスとデンバーでしか提供していないが、2008年中には全米で使えるようになるという。

 フェムトセルについては、日本でもNTTドコモとソフトバンクモバイルが採用に向けて実験をしている最中。ちなみに米スプリント向けに納入するUbiCellは、KDDIが採用するCDMA2000方式(800MHz帯および1.9GHz帯に対応)である。ただ、KDDIはフェムトセルの採用には消極的。

 なお、UbiCellは、今回のCESにおいて携帯電話周辺機器として「ベスト・オブ・イノベーション賞」を受賞している。同賞は、CESに展示された製品を34部門に分け、それぞれの部門で最も革新的と評価できる製品一つだけに与えられる。