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 東京証券取引所は1月15日、先物・オプション取引など金融派生商品(デリバティブ)の売買を担う新システム「新派生売買システム」を稼働させた。現行システムに比べて注文処理スピードを10倍に高めた。

 新システムは、「先物/オプション売買システム」と「ToSTNeT(立会外取引)システム」を一本化したもの。04年4月に富士通への発注を決め、開発を進めてきた。動作プラットフォームは同社製基幹IAサーバー「PRIMEQUEST」を使う。 OSはLinuxだ。2009年11月の稼働を目指す次世代の株式売買システムと同様の構成である。

 先週まで稼働させていた2つのシステムは、いずれも日立製作所が開発を担当。「先物/オプション売買システム」は同社製メインフレームで、「ToSTNeT」は同社製UNIXサーバーで、それぞれ稼働させていた。

 東証は新派生売買システムを当初2007年10月に稼働させる予定だったが、品質向上のために切り替えを3カ月延期していた。