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 米Microsoftは1月第2週遅く,ベータ・テスターにしか提供しないとの宣言からわずか数日後,完成間近の「Windows Vista」用サービス・パック「Service Pack 1(SP1)」を一般公開するという予想外の対応を取った。公開されたのはWindows Vista SP1のリリース候補(RC)リフレッシュ版で,2007年12月に提供を開始したRC1版のアップデート版に相当する。当初は,1月9日に1万5000人いるベータ・テスター向けとしてリリースする予定だった。

 Microsoftの声明には「テスターからより多くのフィードバックを得るため,関心を持つテスターがWindows Updateを使ってWindows Vista SP1 RCリフレッシュ版を入手できるよう,1月10日に一般向けサイトで公開した」とある。「SP1の最終版は,現在も2008年第1四半期にリリースする予定で作業を進めている。具体的なリリース日は品質をみて決める。決定するまでの期間,今後もユーザーの状況を調べ,ベータ・プログラム参加者からのフィードバックを受け続ける」(同社の声明)。SP1最終版のリリース時期は,コードベースを共有している「Windows Server 2008」の2月終わり発売までに行われるだろう。

 Microsoftによると,RCリフレッシュ版を導入するには,適用済みWindows Vista SP1 RC版をあらかじめアンインストールする必要があるという。なお,これまでMicrosoftは,RC版から最終版へのアップグレード方法に関する質問に回答してこなかった。今回RCリフレッシュ版の状況をみると,SP1のベータ版はいずれも最終版の導入前にアンインストールしなければならないと思われる。

 RCリフレッシュ版の改善点についても,Microsoftは「前回のRC版に多くのバグ修正などを施した」とだけ述べ,沈黙してしまった。

 Windows Vista SP1 RCリフレッシュ版は,MicrosoftのWebサイトから入手できる。