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 米IBMは米国時間の2008年1月17日、2007年度(1月~12月期)の決算を発表した。これによると売上高が前年度比8%増の988億ドルとなり、07年度に1043億ドルを売り上げた米ヒューレット・パッカード(HP)との差が一段と開いた。HPは昨年10月に07年の会計年度を終了している。

 IBMは06年度に、長らく保ってきた「IT産業売上1位」の座をHPに明け渡した。06年度の時点ではわずか3億ドルの差だったが、今回の07年度で55億ドルまで開いた。

 利益の面から見ると、IBMの07年度は純利益が104億ドルに対して、HPは同80億ドル。IBMは利益率を重視し高い値を保っているが、これも詰められている。伸び率を見ると、HPが07年度に前年度比17%と、同11%のIBMを大きく上回る。

 事業別では、IBMはシステム基盤構築事業のGTS部門、システム・コンサルティング/構築事業のGBS部門、ソフトウエア部門が増収となる一方で、サーバー事業のシステム・アンド・テクノロジーが減収となった。

 一方のHPは対照的だ。PC事業のパーソナル・システム部門やサーバー事業のエンタープライズ・ストレージ&サーバ部門が売上を伸ばしている。米国時間の1月16日には、米IDCの調査で07年度のPC出荷台数がデルを抜いて世界一になったことを発表している。