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 「マンデーターを買収したのは、ボルボなどのグローバルなユーザー企業が魅力的だったからだ」。富士通の秋草直之代表取締役会長は2008年1月18日の記者懇親会でこのように語った(関連記事)。マンデーターは富士通が07年11月に買収したスウェーデンのITサービス企業である。

 秋草会長は「ボルボのようなグローバル企業に、グローバルでサービスを提供していくことが買収の目的だ。富士通のハードを売りたいわけではない」と述べた。マンデーターはボルボ、ボルボ・カーズ、シンビアンなど多くのスウェーデンのグローバル企業を顧客に持っている。

 富士通がマンデータの買収に5億800万スウェーデンクローナ(約91億円)を投じたことについて、秋草会長は「日本企業がスウェーデンの企業に対して実施した対外投資としては過去最高のもの」と語った。「今年も同じような驚きを提供できるかもしれない」と続け、今後の海外での大型M&A(企業の合併・買収)に含みを持たせた。