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 米Motorolaは米国時間2008年1月23日,2007年第4四半期と通期の決算を発表した。第4四半期の売上高は96億5000万ドルで,前年同期の117億9200万ドルから18%の減収となった。純利益は1億ドル(1株当たり利益は4セント)で,前年同期の6億2300万ドル(1株当たり利益は25セント)から84%急落した。

 同社CEO(最高経営責任者)のGreg Brown氏は,「現在,モバイル・デバイス事業の立て直しを図るべく,コスト構造の合理化に全力で取り組んでいる。同事業の回復には,まだ多くの課題が残っており,当初の見通しより時間がかかりそうだ」と述べている。

 事業別にみると,モバイル・デバイス事業の売上高は前年同期比38%減の48億ドル。営業損失は3億8800万ドルで,前年同期の営業利益3億4100万ドルから赤字に転じた。携帯電話機の出荷台数は4090万台だった。

 家庭およびネットワーク・モバイル事業の売上高は前年同期比11%増の27億ドル。営業利益は1億9200万ドルで,前年同期の2億2300万ドルから減少した。

 企業向けモバイル・ソリューション事業は,売上高が前年同期比35%増の21億ドル。2007年1月に買収した米Symbol Technologiesが成長を後押しした(関連記事:Motorola,モバイル技術のSymbol Technologiesを約39億ドルで買収)。営業利益も前年同期の3億2300万ドルから,4億5100万ドルへと増加した。

 2007年通期の売上高は前年比15%減の366億ドル。純損失は4900万ドル(1株当たり損失は0.02ドル)を計上し,前年の純利益36億6100万ドル(1株あたり利益は1ドル46セント)から赤字に転落した。

 事業別の売上高はモバイル・デバイス事業が前年比33%減の190億ドル,家庭およびネットワーク・モバイル事業が同9%増の100億ドル,企業向けモバイル・ソリューション事業が同43%増の77億ドルとなった。

 またMotorolaは同日,米Qualcommとの提携拡大を発表した。MotorolaはUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)対応の第3世代(3G)携帯電話機にQualcommのチップセットを採用する。チップセットの搭載は,2008年末から2009年にかけて開始する見通し。

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