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 日本ストラタステクノロジーは1月24日,仮想サーバー・ソフト「VMware Infrastructure 3(VI3)」(開発は米VMware)をサポートした無停止型サーバーを2月に出荷すると発表した。サーバー機にVI3をバンドルして販売するほか,VMwareの導入支援サービスや,仮想環境へのマイグレーション・サービスも提供予定。モデルは,ハイエンド向け「ftServer 6200システム」およびミッドレンジ向け「同 4400システム」の2機種を用意する(写真)。

 同社の無停止型サーバーは,CPUやメモリー,チップセットといったコンポーネントを二重化し,同期を取りながら処理を行う。これにより,コンポーネント障害への耐障害性を高めている。ftServer 6200システム/同 4400システムでは,VMwareが稼働できる。

 一般にVMwareを導入したサーバーでは,複数の「仮想サーバー」を設けて,そこで各種OS(ゲストOS)を稼働させることができる。各仮想サーバーは,サーバー機のハードウエア・リソースを分け合う。最近では,既存システムを仮想サーバーに移行させるタイプのサーバー統合が盛んになってきた。

 仮想化技術を使った統合では,サーバーの集約率を高められるとともに,リソースの再配分が容易といったメリットが得られる。その半面,1台のサーバー上で複数のシステムを稼働させるので,サーバーのハードウエア障害の影響が大きい。無停止型サーバーで仮想サーバー・ソフトをサポートする動きは,こうした統合リスクの軽減を狙ったものと言える。

 同社は,ftServerやVMwareの提供に加えて,各種の支援サービスを用意する。導入支援サービスは,VMwareの導入に加えて,顧客の仮想化要件に基づいてゲストOSの導入や設定などを行う。またマイグレーション・サービスでは,既存サーバーを仮想サーバーに移行するためのサービスを提供。移行に伴うサイジングや構成設計,移行計画の立案などを支援する。さらに,ゲストOSのサポートを含むワンストップ・サポート・サービスを提供予定である。

 製品は,VMwareで利用可能な機能により,機種ごとに「Standard」と「Enterprise」を用意。Standardは,仮想サーバーの移動機能「VMotion」と,リソースを動的に割り当てる機能「Distributed Resource Scheduler(DRS)」をオプションで提供する。Enterpriseは,上記の2機能を含む,VI3のすべての機能が使える。

 ftServer 6200システムは,CPUにクアッドコア Xeonプロセッサ(2.66GHz)を2基搭載,メモリーは8G~24Gバイトが搭載可能である。価格は,Standardが689万2000円(税抜き)~,Enterpriseが718万2000円(同)~。

 同 4400システムは,CPUにデュアルコア Xeonプロセッサ(2GHz)を2基搭載,メモリーは8G~12Gバイトが搭載可能である。価格は,Standardが410万2000円(税抜き)~,Enterpriseが439万2000円(同)~である。 

 なお,NECも2008年度上半期に同社の無停止型サーバー「Express5800/ft サーバ」でVMwareをサポートする計画である。