PR
米レッドハットのジム・ホワイトハースト社長兼CEO
米レッドハットのジム・ホワイトハースト社長兼CEO
[画像のクリックで拡大表示]

 「企業として見たレッドハットは、急速な成長に社内の管理体制やITインフラが追いついていない。そこから手を付けて、成長を支えられるようにしたい」。2008年1月24日、米レッドハット社長兼CEOのジム・ホワイトハースト氏は都内で記者会見し、抱負を語った。同氏は今年1月1日の就任から約3週間で日本を訪問した。

 ホワイトハーストCEOは現在40才。レッドハット入社以前は、デルタ航空でCOO(最高業務責任者)を務め、マーケティングや企業戦略、顧客サービスなどの業務を担当した。ボストンコンサルティングでバイス・プレジデントを務めた経験も持つ。

 現在のレッドハットについてホワイトハーストCEOは「サービスの品質や価格といった点が非常に優れている。強力なビジネス・モデルを持っており、着実な成長を遂げている」と評価。レッドハットは2007年2月期に売上高が前年比44%増の4億ドルと急激な成長を遂げている。

 一方で「数100人だった社員が2000人にまで数年で増えたため、リーダーの育成や社員のトレーニングといった管理体制の部分が不十分だ。受注や課金を処理するITインフラも導入から年数が経ってしまっており、企業規模に合わなくなっている」と課題を述べた。

 ホワイトハーストCEOは今後の目標として「企業がレッドハットの提供するOSに魅力を感じ、それによってオープンソースの採用が拡大するように努めていく。最大の会社にするのではなく、最も影響力のある会社にしたい」と語った。

 日本市場については「市場規模が大きく、企業のサポートへの要求がミッション・クリティカルだ。日本で顧客の満足を得ることができれば世界中のどこでも通用すると考えており、非常に重要視している」(ホワイトハーストCEO)と語った。