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写真 米F5のウォズウォース シニア・ディレクター
写真 米F5のウォズウォース シニア・ディレクター
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 F5ネットワークスジャパンは2008年1月24日、ストレージのリソースを仮想化するネットワーク・スイッチの日本市場における戦略説明会を開催。07年に買収した米アコピア・ネットワークスの製品を、08年には日本市場で販売強化することを表明した。

 特徴は、ベンダーが異なる複数のストレージ装置をあたかも1つのストレージ装置として扱えるようになること。企業内LANに置いたストレージ仮想化スイッチをゲートウエイとして、物理的なストレージと仮想的なファイル・システムとの関係を統合管理する。

 米F5のカービー・ウォズウォース シニア・ディレクターは「我々のソリューションを利用すれば、アプリケーションの運用やエンド・ユーザーの操作に影響を与えることなく、ストレージを効率的に管理できる」とアコピアのメリットを説明する(写真)。

 用途は大きく2つある。1つが、ストレージの移行や拡張。新旧ストレージ装置のマッピングをストレージ仮想化スイッチがこなす。もう1つが容量計画の効率化だ。利用頻度などの条件で、ファイルを自動的により安価なストレージ機器に移動してくれる。また、複数のストレージ装置に対して、利用容量が平均的になるように書き込める。

 F5ネットワークスジャパンの長崎忠雄社長は「リソースの仮想化によるディザスタ・リカバリの強化」も訴求する。災害であるストレージ装置が利用できなくなっても、他地点のストレージ装置にあるファイルを透過的に利用できるからだ。もっとも、ストレージ仮想化スイッチ自体がダウンすれば、それが単一の障害点となってしまう。このため、2台の仮想化スイッチを導入して、アクティブ・スタンバイの構成にできるようになっている。

 製品としては、データセンター向けでハイエンドの「ARX6000」、中規模向けの「ARX1000」、エントリの「ARX500」の3ライン。07年12月に販売を開始しており、価格は660万円から。