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 米InterActiveCorp(IAC)は米国時間1月29日,米Liberty MediaがIACのCEO(最高経営責任者)を務めるBarry Diller氏および同社取締役員の解任を求めて提訴したことに対して声明を発表した。IACは声明の中で,Diller氏が会長兼CEOの職にとどまり,2007年夏の株主総会で選出された取締役会が引き続き同社を運営するほか,計画通り5社分割を実施する意向を明らかにした。

 米メディアのCNET(CNET News.com)によると,Libertyは1月28日にIACのDiller氏をはじめとする取締役員の解任を求めて提訴している。Libertyは,IACの議決権のある株式の半数以上を所有しており,新しい取締役員を推薦しているという。

 LibertyとIACは,IACの分社化計画をめぐって1週間前に互いに提訴している。IACは2007年11月に,同社をAsk.comやMatch.comなど30以上の主要オンライン・サービスを傘下に持つ「IAC」,小売事業の「HSN」,チケット販売事業の「Ticketmaster」,リゾート関連事業の「Interval International」,不動産事業の「LendingTree」の5社に分割する計画を明らかにしていた。

 声明の中で,IACは今回のLibertyの行動を「非常識だ」と非難している。IACのデラウエア州の裁判所に対する申し立ては,IACの権利の確認を求めたものだと説明。矛盾する解釈を元に最終的な決定を下すことで,IAC,株主,Libertyがダメージを受ける前に,裁判所の判断により議論を迅速かつ平和的に解決することが目的だったと述べている。

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