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写真●「顔跡/KAOATO」の画面
写真●「顔跡/KAOATO」の画面
会場では,日本電気通信システムの遠隔コミュニケーション支援システム「SecureParty」を利用し,カメラが撮影したJPEG画像をKAOATOが認識するデモを実演している。カメラが撮影した人物を照合した結果,不審者として割り出されると,画面下のように顔写真の画面のフチが赤く表示して警告する。
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 NECソフトウェア九州は,「ITpro EXPO 2008」で顔認識ソフト「顔跡/KAOATO」(以下,KAOATO)のオプション機能である「顔跡/KAOATO 性別・年齢層推定オプション」(以下,性別・年齢層推定オプション)を参考出展した。発売時期,価格などは未定。

 KAOATOは,商店や公共スポットなどの監視カメラ・システムで利用するためのソフト。監視カメラが撮影した映像から通行人の顔部分を切り取り,静止画として記録する。記録した顔写真とカメラが撮影した通行人の顔を照合し,人物の検索ができる。

 例えば,あらかじめKAOATOに登録しておいた不審者の顔写真と,監視カメラが撮影した通行人の顔を照合することで,セキュリティや犯罪捜査などに役立てられる。このほか,遊園地での迷子探し,更衣室や女性専用車両での警告などに利用できる。

 照合する顔写真は,似ている度合いをパーセンテージで表示する。最終的には照合した写真を人が見て,不審者かどうかなどを確認する。

 今回参考出展している性別・年齢層推定オプションは,KAOATOが認識した顔写真から,男性・女性の区別と,おおよその年齢を推定するための追加ソフト。年齢は,「30代」「40代」などの区分で表示する。性別・年齢の区分は,KAOATOでの人物検索の条件として利用できる。例えば男性か女性かの条件を付ければ,照合にかかる時間を短縮できる。KAOATOのみでは,撮影した時間や撮影したカメラといった条件でしか検索ができなかった。

会場を歩く人の顔を識別して性別や年齢を推定する

 性別・年齢層推定オプションは,NECソフトの「FieldAnalyst」の認識エンジンを利用している。FiledAnalystは百貨店などのフロアにある監視カメラ・システムで使われており,客層の年齢を割り出すなどマーケティング分野で利用されているという。

 KAOATOは2007年6月に発売済みの,クライアント・サーバー・システム。価格は,サーバーに導入する「顔跡/KAOATO SV Ver.1.0」が49万8000円,クライアントに導入する「顔跡/KAOATO CL(10) Ver.1.0」が10クライアントのライセンス料込みで5万円。