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 米Microsoftはワシントン州レドモンドで2008年2月4日午前6時(米国時間),同じコードベースから開発してきた「Windows Vista Service Pack(SP)1」と「Windows Server 2008」を製造段階(RTM:Release To Manufacturing)に移行させたと発表した(関連記事:Microsoft,「Windows Vista SP1」は3月から,「Windows Server 2008」は2月末から提供開始)。SP1はデスクトップ向けOSであるWindows Vista初のメジャー・アップデートであり,企業によるWindows Vista導入の新たな波を引き起こすと見られる。一方のWindows Server 2008は,2005年にリリースされた「Windows Server 2003 R2」の後継サーバーOSである。

 Microsoftのある広報担当者は筆者に「当社はパートナ企業と協力し,SP1適用でWindows Vistaを大幅に改善できるよう取り組んできた」と話した。「特に,顧客はセキュリティ,処理速度,信頼性,アプリケーション互換性が強化されたことに気づくだろう」(同社の広報担当者)。

 MicrosoftがWindows Server 2008の発売イベントを2月末に開催し,そのかなり前から広い範囲で提供を開始する,というスケジュールは大分以前からよく知られていた。それに対し,Windows Vista SP1の提供時期ははっきりしていなかった。Microsoftは,副社長のMike Nash氏が同日朝Windows Vista関連ブログに投稿した記事でやっとSP1の提供方法を明らかにした。

 SP1適用済みWindows Vistaプリインストール・パソコンは「数カ月後に登場する」(Nash氏)が,企業顧客はすぐにSP1用DVDを入手できるようになる。エンドユーザー向けSP1の提供は,段階的に実施する。まず3月中旬にWindows Update(WU)による配布を始め,SP1で問題の発生しないハードウエアのみで構成されているシステムに限り,WU経由の適用を許可する。続いて4月中旬,WUの自動アップデートを有効に設定している全ユーザー向けの配布を行う。

 当初Windows Vista SP1が提供されるのは,英語/フランス語/スペイン語/ドイツ語/日本語の5言語だけだ。これら以外の対応言語向けSP1は,4月にRTM移行させた後,世界各地でリリースする。